株式投資をする人の狙いや理由は様々です。
「配当金が欲しい」
「優待が欲しい」
「あの会社のサービスや社長が好きだ」
など、皆さん各々の理由で株式投資をしていることでしょう。
その中で、やはり「株価の動向が気になる」といった方も多いかと思います。
そこで今回は、株価が直近で高値圏から大きく下落した吉野家ホールディングス(9861)について株価動向を振り返っていきます。
※過去の株価は、全て株式分割の影響を考慮した価格で記載しています。
1. 吉野家ホールディングスの株価動向
吉野家の株価は、2023年11月1日、終値ベースで3555円をつけました。
この数値はここ数年で最高値であり、2020年からじわじわ上がり続け、2023年夏頃に上昇ペースを強めた結果、ついに行き着いた水準でもあります。
しかし、2024年4月に入って株価は、3000円のラインを下回る水準まで下落しました。
5月下旬現在、株価は変わらず2900円前後でもみ合っています。
2023年11月頃と比較すると、2割近く下落した状況です。