5. 金融業界から異業種への転職のデメリット3選
金融業界から異業種へ転職することのデメリットは主に3点です。
5.1 異業種転職のデメリット【その1】年収が下がる可能性が高い
金融業界の魅力は、他の産業と比較すると年収の水準が高いことです。
転職する場合には、異業種へ転職することで年収が下がる可能性は大きく、その点はデメリットであると言えるでしょう。
5.2 異業種転職のデメリット【その2】組織体制などが流動的である
金融機関では、危機管理の観点からも業務を円滑に遂行するための社内体制が整備されています。
そのためか、異業種でかつスタートアップなどの規模の企業へ転職した場合、体制が流動的で、いつまでたっても落ち着いて仕事ができないと感じる人もいます。
5.3 異業種転職のデメリット【その3】企業カルチャーに慣れるまで時間がかかる
特に金融業界から異業種へ転職した人は、カルチャーの違いに驚くことでしょう。
営業活動の自由度や裁量の大きさ、意思決定のスピード感など、あまりにも大きな違いがある場合は慣れるまで時間がかかることもありますし、慣れないことがストレスとなり、結果早期退職してしまう人もいます。
6. おわりに
金融業界で営業職を経験すると、同業種だけでなく他業種でも転職しやすいと言われることもあるようです。金融業界から異業種への転職は今後も増加傾向が続くでしょう。
異業種転職を考える際はメリットやデメリットを把握した上で、自身にとって良いキャリアチェンジを考えてみてはいかがでしょうか。
参考資料
三石 由佳