4. 金融業界から異業種への転職のメリット3選
金融業界から異業種へ転職することのメリットは主に3点です。
4.1 異業種転職のメリット【その1】磨いた胆力や折衝力で成果を上げることができる
金融業界の営業は他業種と比較して難易度が高い傾向にあります。そのため、他業種へ転職することで、これまでの難易度の高い営業で培われた営業力を発揮することができます。
目標数字へ向かう姿勢、厳しい環境でも行動し続ける精神力、無形商材に価値を与えて顧客に伝えるコミュニケーション能力を生かせます。
4.2 異業種転職のメリット【その2】経営企画など会社の中核を担うキャリアを目指すことができる
金融営業として法人営業や経営者を対象とした営業経験がある場合は、経営企画部門などの、会社の中核を担うポジションへ転職する人も多く見られます。
起業する人もいるように、金融の知識をきっかけとして会社経営に対する深い理解が、経営領域で活用できることがあげられます。
4.3 異業種転職のメリット【その3】法人向けサービスを提供する企業では専門知識が重宝される
法人向けにサービスを提供している企業の場合、金融機関へサービスの提案を検討していても、専門知識がないため、提案力に欠けると課題を感じている企業もあります。そのような企業に転職した場合、これまで培っていた専門知識が重宝されることでしょう。
異業種へ転職することで、これまでの経験が買われ社内で活躍できる事例を多く見てきました。金融業界で突出した成果を語ることができないと不安を持っている場合でも、異業種で活躍できる可能性も大いに考えられます。