ホンダ(7267)の株に3年前、いくら投資していたらFIRE実現できたのか? 株価動向をもとにFIREシミュレーションを公開!
manassanant pamai/istockphoto.com
FIREは「経済的自立(Financial Independence)」と「早期リタイア(Retire Early)」の頭文字を取った造語であり、資産運用で生活費をまかなう新しいライフスタイルとして注目されています。
本記事ではホンダ(7267)の株に投資した場合、いくらあれば1年、3年、5年でFIREを達成できたのかを解説します。
1年間の株価推移や競合他社の株価動向も比較できる内容になっているので、ぜひ参考にしてください。
※本記事では、生活費(年間)の25倍の資産を築いた状態をFIREとしてシミュレーションを行います。
※各数値は適宜四捨五入による調整を行っています。
※リターン計算において配当、株主優待は考慮していません。
※日付が株式市場の非営業日である場合は前営業日の株価を採用しています。
1. 2024年5月23日のホンダの株価は1731.5円!1年でどう推移したか?
ホンダの2024年5月23日の株価は1731.5円。
対前年(2023年5月23日)からの変動額は+408.83円、変動率は+30.91%です。
過去1年間の最高値は1921.5円、最安値は1319.33円です。
1日ベースの株価変動率の平均と標準偏差は、以下の通りとなりました。
※標準偏差が大きいほど株価の値動きが激しいことを意味します。
- 1日ベースの株価変動率の平均(ホンダ):+0.12%
- 1日ベースの株価変動率の平均(TOPIX):+0.1%
- 標準偏差(ホンダ):1.7pt
- 標準偏差(TOPIX):0.93pt(2023年5月22日~2024年5月22日)
2. 過去1年間におけるホンダの株価の最大上昇日と最大下落日は?
過去1年間、ホンダの株価が対前日比で最も上昇した(もしくは最も下落率が低かった)のは2023年8月10日でした。
変化率は対前日比+5.87%です。
また、最も下落した(もしくは最も上昇率が低かった)のは2023年10月4日でした。
変化率は対前日比▲5.5%です。
次のページではホンダと競合他社の株価推移を見ていきましょう。
執筆者
LIMO編集部は、LIMO編集長である宮野茉莉子を中心に、経済や資産形成や資産運用といった投資をテーマとし、金融機関勤務経験者である編集者が中心となって情報発信を行っています。加えて「くらしとお金」に関係する旅行、園芸、ショッピングや外食といった身近なテーマを各種専門家である編集者がわかりやすく解説します。LIMO編集部のメンバーは、大手金融機関で機関投資家としてファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社やメガバンク、信託銀行で富裕層・準富裕層への資産運用アドバイス担当、調査会社のアナリスト、ファッション誌の編集長、地方自治体職員、ネットメディアの経験者などで構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ47年、正確には565か月となります。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFPなどの資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。LIMOは株式会社ナビゲータープラットフォームが運営しています(最新更新日:2024年4月22日)。
監修者
1991年生まれ。新潟県新潟市出身。2022年に株式会社モニクル傘下の株式会社ナビゲータープラットフォームに入社し、現在はメディア事業部・メディアグロース企画推進室マネージャー。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」を中心に、多くの読者の方に幅広いコンテンツを届けるための戦略立案に従事している。
それ以前は、LIMO編集部にてアシスタント・コンテンツマネージャー(ACM)として従事。第一報として報道されるニュースを深堀りし、読者の方が企業財務や金融に対する知的好奇心を満たしたり、客観的データや事実に基づく判断を身に付けられたりできる内容の記事を積極的に発信していた。
入社以前は、株式会社フィスコにて客員アナリストとして約20社を担当し、アナリストレポートを多数執筆。また、営業担当として、IRツール(アナリストレポート、統合報告書、ESGレポートなど)やバーチャル株主総会サービス、株主優待電子化サービスなどもセールス。加えて、財務アドバイザーとしてM&Aや資金調達を提案したほか、上場企業向けにIR全般にわたるコンサルティングも提供。財務アドバイザリーファームからの業務委託で、数千万~数十億円規模の資金調達支援も多数経験。
株式会社第四銀行(現:株式会社第四北越銀行)、オリックス株式会社でも勤務し、中小・中堅企業向け融資を中心に幅広い金融サービスを営業した。株式会社DZHフィナンシャルリサーチでは、日本株アナリストとして上場企業の決算やM&A、資金調達などのニュースと、それを受けた株価の値動きに関する情報・分析を配信。IPOする企業の事業・財務を分析し、初値の予想などに関するレポートを執筆。ロンドン証券取引所傘下のリフィニティブ向けに、週間・月間レポートで、日本株パートを執筆。経済情報番組「日経CNBC」にて毎月電話出演し、相場や株価の状況も解説していた。
新潟県立新津高等学校を経て、2013年に慶応義塾大学商学部を卒業。学部では、岡本大輔研究会にて企業評価論、計量経営学を専攻していた。
最終更新日:2023/11/03