2. 海外富裕層に見られる2つの旅行の志向とは

【写真全3枚/2枚目】海を望むプライベートプール

海を望むプライベートプール

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日本政府観光局(JNTO)によると、近年、海外富裕層による志向は多様化していますが、50代~60代が中心の「クラシックラグジュアリー志向」と、20代~30代による「モダンラグジュアリー志向」が存在するようです。

旅行においては、クラシックラグジュアリー志向は「サービスの質の高さ」「ステータスシンボル」を重視しており、5つ星ホテルやビジネスクラス以上の飛行機を利用するなど、全てに高額消費を行う傾向が見られます。

その一方で、現在拡大中のモダンラグジュアリー志向は「本物の体験」「サスティナビリティ」を重視しており、地方でのものづくり体験など、自分にとって優先度の高いものに重点投資するなど、大きな違いがあります。

現在は、従来のラグジュアリーなプランやツアーだけでなく、その土地ならではの体験やアクティビティに力を入れている地域も増えているようです。