「子育てエコホーム支援事業」とは2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにすること)達成に向けて、住宅の省エネ性能向上を支援する国土交通省による補助金事業のことです。

長期優良住宅やZEHなどの高い省エネ性能を満たす住宅の購入・建築・リフォームが対象となり、一定の条件を満たすことで新築戸建てなら最大100万円の補助金を受け取ることができます。

ただし一般の消費者の方は申請することができず、住宅省エネ支援事業者に登録している事業者が申請を行うことになっているので注意が必要です。

また、新築では注文住宅や分譲住宅を購入した子育て世帯や若者夫婦世帯が対象となり、リフォームに関しては子どもの有無や年齢に関わらず適用される条件が設けられています。

2024年の交付申請の受付はすでに始まっていますが、子育てエコホーム支援事業は予算が上限に達すると終了してしまうので、新築住宅の購入やリフォームの予定がある場合には早めに申請する必要があります。

なお、事業概要についての詳細は、国土交通省のホームページをご覧ください。

今回の記事では、「子育てエコホーム支援事業」の対象となる工事のなかでも、検討する人が多いリフォーム工事について紹介したいと思います。