2. バラ栽培でよくあるお悩みQ&A:「咲かなくなるのはなぜ?」など

2.1 Q1:花の数が少なくなったり、咲かなくなったりするのはなぜ?

花数が減ったり花が小さくなってしまう原因とは?

両手をバラの花に添えている様子。花の色は淡いピンク色。

U__Photo/shutterstock.com

A1:「日照不足」「栄養不足」「根詰まり」「老朽化」が原因かもしれません。

バラは最低2~3時間程度の日照時間がないと、花数が減ったり花が小さくなったりします。また栄養を補うために冬に寒肥を与え、鉢植えは2~3年に1回は植え替えして根詰まりを解消しましょう。

老朽化した株は枝が木化して花芽が出にくくなります。短く剪定して根元から新しい枝が伸びるのを待ち、株の世代交代をするとよいでしょう。

2.2 Q2:花はいつまで咲かせておけばいいの?

A2:切るのを惜しまず、咲き終わりの花は早めに摘み取りましょう。

「せっかく咲いた花を切るのはかわいそう」とそのまま放置しておくと、無駄な体力を消耗することに。ピークを過ぎてそろそろ散りそうな花は、早めに摘み取るのがオススメです。

花がなくなった枝は半分程度の長さに切り戻して、新しい枝が伸びるのを促進しましょう。