3. バラ栽培でよくあるお悩みQ&A:水やり、害虫対策など

3.1 Q3:真夏に鉢植えのバラがしんなりしたら?

適切な水やりのタイミングについて紹介します!

緑のじょうろでバラの花に水をやっている。花の色は淡い紫色。

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A3:水切れを起こしているので、時間を気にせず水を与えてもかまいません。

「水やりは朝夕の涼しい時間帯に」というのがセオリーですが、近年の猛暑は鉢植えのバラにとっては過酷な環境。水切れでグッタリしていたら、昼間でもためらわず水やりしてあげるとよいでしょう。

鉢底から水が流れ出るまでタップリ与えて鉢の温度を下げ、午後は涼しい日陰に移動するとまた元気になります。

3.2 Q4:薬剤をまいても病害虫の発生が収まらないときは?

A4:散布のタイミングや量、薬剤の種類を見直しましょう。

病害虫が多発する時期は10日に1回程度、葉がしっとりするまでタップリと散布します。葉に湿り気があるほうが効果を発揮するので、雨が降った翌日にまくのがオススメ。

薬剤が1種類だけだと抗体ができて効きにくくなります。2種類以上をローテーションして使いましょう。

3.3 Q5:光が十分当たらない場所でも育てられる?

A5:耐陰性の強い品種を選べば栽培可能です。

バラは基本的に日当たりを好みますが、なかには多少日当たりに恵まれない場所でも育つ品種もあります。耐陰性が強いかどうかよくチェックして品種を選びましょう。

ただし家の北側など1日中暗い場所では、たとえ耐陰性が強くてもあまりオススメできません。