3. 挿し芽の作り方

挿し芽の作り方

上部から写した植木鉢。中に植物の苗が植わっている。

Ostranitsa Stanislav/shutterstock.com

3.1 枝や茎を切り取る

十分な太さがあり、新芽が元気に伸びている茎が挿し芽に適しています。先端から10~15センチほどの長さで、切り口が斜めになるようにカット。花やツボミは取り除き、葉は4~6枚だけ残します。

3.2 新しい土に挿す

挿し芽をするときは雑菌のない新しい土で、排水性と通気性が高いものを使いましょう。初心者は市販の挿し芽専用土を使うと簡単です。

湿らせた土に割りばしなどで穴を開け、切り取った茎を傷めないように挿します。

3.3 水やりする

土が乾かないように気をつけながら、霧吹きなどで優しく水を与えましょう。水を与え過ぎると切り口が腐るので、ほどよい湿り気を心がけます。

3.4 置き場所は半日陰から日なたへ

挿した直後はストレスがかかっているので、半日陰の涼しいところで養生させます。2~3週間ほどすれば環境にも慣れて根も出始めるので、日なたに移動しても大丈夫です。

挿し芽の作り方をつかんだところで、次では「挿し芽しやすい」おすすめの草花をご紹介していきます。

お庭の花壇に咲いているお気に入りなどがあれば、ぜひトライしてみてくださいね。