5. もう失敗しない!挿し芽づくりに成功する4つのコツ
5.1 よく切れる刃物で切る
茎を切る際に切り口が傷んでしまうと発根しにくくなります。できるだけ切れ味のよいハサミやカッターを使い、切り口の断面が斜めになるようにカットしましょう。
5.2 水揚げしてから植える
切った茎をすぐに土に挿すと、しんなりしたままでなかなか回復しません。しばらく水に浸けて十分水揚げするまで待ち、茎や葉にしっかり張りが出てきたら土に挿しましょう。
5.3 発根剤の力を借りる
切り口に少量の発根剤を付けてから挿し芽にすると、よりいっそう高い発根率が期待できます。薬剤は付け過ぎず、適量を心がけましょう。
5.4 挿し芽に触れない
挿し芽にしたあとは根が出るまで動かさないようにします。手で触ったり水やりのときに動いたりしないように気をつけましょう。
6. 大切な植物は挿し芽でストック作りしておくと安心
挿し芽で株を作っておくと、好みの花を増やしたいときや、途中で枯れてしまったときに重宝します。植物の生きる力を実感することで、よりいっそう愛おしくなるでしょう。
挿し芽はあくまでも自分の庭に植える苗を作るため。苗の販売は法に触れるので気をつけてくださいね。