2024年の夏のボーナスは、どのくらいもらえるのでしょうか。

ボーナスの金額予測や、去年との比較をご紹介します。さらに、ボーナスを使って資産運用をした場合、どのくらいお金を増やすことができるのか、シミュレーションをしてみます。

ボーナスを使って資産運用をしたいと考えている方は、ぜひチェックしてみましょう。

1. 2024年夏のボーナス予測「民間企業」の場合

まずは、2024年の夏のボーナス予測をご紹介します。

三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表した「2024年夏のボーナス見通し」から、夏のボーナスの動向予測について詳しくみていきましょう。

【写真全4枚中1枚目】夏のボーナス予測:平均支給額(前年比)と支給月数。
2枚目では、国家公務員のボーナス予測をグラフで紹介。1/4

出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「2024年夏のボーナス見通し」

同資料によると、民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)の2024年夏のボーナスは、一人当たり平均支給額40万8770円。

前年に比べてプラス2.9%の数値であり、3年連続で増加が見込まれています。

また、厚生労働省の調査によると去年、2023年の夏のボーナスは前の年より2%増加。その勢いのまま伸びは拡大して、連続で前年を上回ると予測しているようです。

次の章では、2024年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)ボーナスをみていきましょう。

2. 2024年夏のボーナス予測「国家公務員」の場合

国家公務員(期末・勤勉手当)の平均支給額について、同資料からみていきましょう。

【写真全4枚中2枚目】夏のボーナス予測(国家公務員)2/4

出所:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「2024年夏のボーナス見通し」

国家公務員(期末・勤勉手当)は65万9500円の見通しと記載されています。

こちらも、前年の賞与と比較してプラス3.5%をマーク。前年に続き、大きめの増加予測といえるでしょう。

ボーナスの使い道は人それぞれ。しかし、前年からもらえる額が変動するとなると再度悩んでしまう人もいるのではないでしょうか。

次の章では、夏のボーナスを使って一括投資をした場合、どのくらいお金が増える可能性があるのか調べていきます。

3. 【積立投資シミュレーション】夏のボーナスを一括投資した場合

今回は、以下の条件で一括投資をした場合、どのくらいお金が増えるか見ていきます。

なお、今回のシミュレーションでは、野村證券のシミュレーションツールを利用します。

3.1 <投資条件>ボーナス✕積立投資シミュレーション①

  • 投資金額:50万円
  • 想定利回り:年間5%
  • 運用期間:10年

3.2 <運用結果>ボーナス✕積立投資シミュレーション①

  • 投資元本:50万円
  • 運用利益:31万4000円
  • 運用結果:81万4000円

【写真全4枚中3枚目】年間240万円まで投資可能な「成長投資枠」を利用した積立投資シミュレーション結果3/4

出所:野村證券マネーシミュレーター「みらい電卓」

50万円を一括投資した場合、今回のシミュレーションでは「10年間で約30万円」増やせました。

運用期間が長くなればなるほど、さらに大きく増える可能性があります。

たとえば同じ運用条件で、投資期間が20年間の場合をシミュレーションしてみると、合計約132万7000円。さらに30年間では、合計216万1000円となります。

あくまでシミュレーションではありますが、投資元本50万円の資産が、30年間で4倍以上に増える可能性があるとわかります。

次の章からは、手元の余剰資金もあわせて投資したケースをシミュレーションした結果をみていきましょう。

4. 【積立投資シミュレーション】資産運用は余剰資金で長期投資を

先にご紹介した資料から、夏のボーナスだけを一括投資すると投資元本は大体50万円くらいになるといえます。

しかし、さらに手元に余剰資金がある場合には、そのお金も合わせて資産運用を行うとより効率的にお金を増やすことが可能です。

たとえば、ボーナスと手元の貯金を合わせて300万円を一括投資した場合、30年間で以下のようにお金が増える可能性があります。

4.1 <投資条件>ボーナス✕積立投資シミュレーション②

  • 投資金額:300万円
  • 想定利回り:年間5%
  • 運用期間:30年

4.2 <運用結果>ボーナス✕積立投資シミュレーション②

  • 投資元本:300万円
  • 運用利益:996万6000円
  • 運用結果:1296万6000円

【写真全4枚中4枚目】年間240万円まで投資可能な「成長投資枠」を利用した積立投資シミュレーション結果4/4

出所:野村證券マネーシミュレーター「みらい電卓」

利回りが年率5%だとすると、投資元本300万円は、30年間で約1300万円まで大きく増える可能性があります。

一般的に、投資効率を大きくするには「1.投資元本を増やす、2.運用期間を長くする、3.利回りを上げる」という方法があります。

3つ目の利回りについては、自分で想定利回りを見ながら商品を選択したあとは市場で自動的に決定されるものなので、投資家がコントロールできるものではありません。

一方、1つ目の投資元本や、2つ目の運用期間は、投資家が自由に決めてコントロールできます。

当分使う予定がない余剰資金を活用すること、できるだけ早く投資を始めて、長い投資期間を確保することで、資産運用の効果を最大限活かせるといえるでしょう。

5. まとめ

2024年の夏は、民間企業や公務員のボーナスが、前年に比べ大幅にアップする見通しです。

特に使い道が決まっていない場合、ボーナスを使って投資に挑戦してみてはいかがでしょうか。

ボーナスを一括投資する際には、非課税で投資できるNISA口座の活用もおすすめです。NISAで一括投資する場合には、年間240万円まで投資できる「成長投資枠」を利用しましょう。

非課税で投資できるNISAの投資枠が余っている場合は、まずはその枠を目一杯つかって資産運用を行うことも検討してみましょう。

今回ご紹介したシミュレーションもぜひ参考にしてくださいね。

参考資料