3. 6月送付の「年金振込通知書」を確認:天引き(特別徴収)されるお金とは?
年金振込通知書は、6月から翌年4月までに支払われる年金額の詳細を記したもの。年金の額面支給額と、そこから天引きされる税金・社会保険料の明細が記載されています。
さっそく、6月に届く年金振込通知書の見方を確認しましょう。
「年金支給額」に額面が記載されていて、その下に天引きされる社会保険料と税金の内訳、「控除後振込額」に実際に振り込まれる手取り金額が記されています。
6月から翌年4月までの期間に振り込まれる年金額が記載されていますので、手元に届いた際は早めに確認しましょう。
年金から天引きされる「社会保険料」と「税金」は以下のとおりです。
3.1 【天引き】年金から「天引き(特別徴収)」される4つのお金
- 介護保険料
- 後期高齢者医療保険料、国民健康保険料
- 所得税額(復興特別所得税含む)
- 個人住民税額
場合によっては、普通徴収として自分で納付書や口座引き落としで納付することもあるのでよく確認しておきましょう。
年金振込通知書を見ることで、これらのお金がいくらほど天引きされているかを確認できます。
それでは、実際の年金支給状況はどのようになっているのでしょうか。次の章から、詳しくみていきましょう。