2. 【認知症の兆候が隠れる場所 その1】冷蔵庫

2.1 「冷蔵庫」は食生活や健康のバロメーター

【写真1枚目/全3枚】GWの帰省時にチェックしたい「親の認知症のサインが隠れる3つの場所」その筆頭が冷蔵庫

冷蔵庫が空いている

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まずは「冷蔵庫」。以下のような状態が当てはまっていたら要注意。さりげなくチェックしてみましょう。

  • 賞味切れの食品がたくさんある。数日過ぎたものだけでなく、数か月過ぎてしまったような傷んだものも入れっぱなしになっている。
  • 不適切な方法で保存されている、本来冷凍庫に入れるべき冷凍食品が冷蔵されていたり、ラップや蓋がされておらず干からびていたりする。
  • 明らかに食品のバランスが偏っている。たとえば、牛乳ばかり5〜6本、なぜか生姜が10袋も入っているなど。

単なるモノ忘れのレベルとして済ませるにはちょっとおかしい、と感じるような変化があった場合、それは親が毎日の献立を考えるのに支障をきたしていたり、味覚や食欲が低下していたりするサインかもしれません。

ふだんきちんとした食生活ができているのか、栄養バランスが偏っていないか、気をつけて見てみてください。