3. 【認知症のサインが隠れる場所 その2】お風呂場

3.1 「お風呂場」で気づける、衛生面や健康面以外の”兆候”

「お風呂場」で気づける、衛生面や健康面以外の”兆候”

白い浴槽

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実際に顔を合わせた親がパッと見は小綺麗にしていたとしても、長時間一緒にいて衛生状態が気になる、ということがあるかもしれません。

そこで清潔に日々暮らせているか、チェックしておきたいのがお風呂場です。

  • キレイに掃除ができていない。もしくは最近お風呂場を使ったような形跡がない。
  • シャンプーやボディソープ、石鹸などの買い置きが全く減っていない。
  • 「面倒くさい」「疲れている」などと言ってお風呂に入りたがらない。

日々の汚れを落とし、疲れを癒やす、本来はリラックスできて気持ちいいはずの入浴が億劫になってしまっていることも、認知症の兆しかもしれません。

嗅覚が衰え自分の体臭に気づけない、一人で入浴することが怖い、などの原因で次第に入浴頻度が減っている場合もあります。

一方で、入浴頻度は落ちているのに、シャンプーやトリートメントは使い切れないほど大量にストックされている、という不自然な兆候から「もしや認知症?」と気づいた我が家のようなケースもあります。

おかしいと思ったら、主治医やケアマネージャーさんに相談したり、訪問入浴介助のサービスを検討したりするとよいでしょう。