いつの時代も、親は子どもの幸せを願うもの。どこまでアドバイスをするかは別として、「就いてほしい」と願う職業を秘めている方も多いのではないでしょうか。

リスクモンスター株式会社は、2024年4月25日に第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」の調査結果を発表しました。

結果によると、1位は「国家公務員」、2位「地方公務員」となり、トップ2を公務員が独占していることがわかります。

公務員の待遇やお金事情は本当に魅力的なのでしょうか。

本記事では、ランキングの一覧とともに公務員のお金事情を見ていきます。

1. 子・孫に「公務員」になってほしいと望む人が多い【ランキング結果】

リスクモンスター株式会社は、2024年4月25日に第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」の調査結果を発表しました。

結果は次のとおりです。

【写真1枚目/全3枚】「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果。以降の写真で公務員の”リアルな退職金”を勤続年数ごとに見る

「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果

出所:リスクモンスター「第12回「お子さん/お孫さんに勤めてほしい企業」調査結果発表」

お子さんに対しては、

  • 1位:国家公務員
  • 2位:地方公務員
  • 3位:任天堂
  • 4位:トヨタ自動車
  • 5位:アップル(Apple)

を望むという結果に。一方、お孫さんに対しては

  • 1位:国家公務員
  • 2位:地方公務員
  • 3位:トヨタ自動車
  • 4位:パナソニック
  • 5位:日本航空(JAL)

を望むという結果になりました。

世代によって企業の差が色濃く出る結果となっていますが、1位と2位はいずれも公務員が独占しています。

過去のランキングでも同様の結果となっており、いつの時代も根強い人気があることがうかがえます。

では、公務員の退職金や給与事情は本当に魅力的なのでしょうか。次章で深堀りしていきましょう。