3. 【40歳代】手取り収入からいくら貯蓄に回せるのか?
では、今の40歳代はどれくらいの額を収入から貯蓄に回しているのでしょうか。
3.1 年間手取り収入からの貯蓄割合
- 平均:14%
- 5%未満:3.1%
- 5〜10%未満:8.8%
- 10〜15%未満:13.5%
- 15〜20%未満:6.2%
- 20〜25%未満:11.9%
- 25〜30%未満:1.6%
- 30〜35%未満:7.3%
- 35%以上:12.4%
- 貯蓄しなかった:35.2%
最も多いのは「10〜15%未満」で、平均は14%でした。
手取りの何%を貯蓄するかは個人差があるものですが、平均を一つの目標にするのもいいでしょう。
4. 40歳代でも間に合う! 2024年度、計画的に貯蓄しよう
40歳代の単身世帯において貯蓄状況はばらつきがあり、二極化していることがわかりました。
このような現状において、将来の不安を軽減し、安定した老後を迎えるためには、計画的な資産形成が不可欠です。2024年からは新NISAも始まり、資産運用に対する制度も充実してきています。
ねんきん定期便やねんきんネットで将来の年金受給見込額を確認し、足りない分については老後資金の目標額を設定し、月々の貯蓄額を決めましょう。
2024年度から計画的に貯蓄を始め、安心できる未来を築きましょう。
4.1 【参考】40歳代・単身世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融資産非保有:40.4%
- 100万円未満:11.1%
- 100~200万円未満:5.2%
- 200~300万円未満:4.0%
- 300~400万円未満:3.7%
- 400~500万円未満:2.5%
- 500~700万円未満:4.6%
- 700~1000万円未満:7.7%
- 1000~1500万円未満:6.2%
- 1500~2000万円未満:2.2%
- 2000~3000万円未満:4.3%
- 3000万円以上:4.3%
- 平均:559万円
- 中央値:47万円
参考資料
荒井 麻友子