2. 【期間別】月5000円~5万円の積立投資で老後資金はいくら作れるか
ではさっそく、新NISAを利用した「月5000円~5万円」の積立投資で築ける老後資金をシミュレーションしてみましょう。
まずは、積立期間別にシミュレーションしてみます。シミュレーションの結果は以下のとおりです。
2.1 【積立期間10年】月5000円~5万円の積立で用意できる老後資金
毎月の積立額:資産評価額(元本部分)
- 5000円 :70万円(60万円)
- 1万円:140万円(120万円)
- 2万円:279万円(240万円)
- 3万円:419万円(360万円)
- 4万円:559万円(480万円)
- 5万円:699万円(600万円)
2.2 【積立期間20年】月5000円~5万円の積立で用意できる老後資金
毎月の積立額:資産評価額(元本部分)
- 5000円 :164万円(120万円)
- 1万円:328万円(240万円)
- 2万円:657万円(480万円)
- 3万円:985万円(720万円)
- 4万円:1313万円(960万円)
- 5万円:1642万円(1200万円)
2.3 【積立期間30年】月5000円~5万円の積立で用意できる老後資金
毎月の積立額:資産評価額(元本部分)
- 5000円 :291万円(180万円)
- 1万円:583万円(360万円)
- 2万円:1165万円(720万円)
- 3万円:1748万円(1080万円)
- 4万円:2331万円(1440万円)
- 5万円:2914万円(1800万円)
当然ですが、積立金額が高額で積立期間が長いほど、用意できる老後資金は増えます。
月5万円の積立投資を30年間続ければ、2914万円もの老後資金を用意することが可能です。元本部分は1800万円のため、新NISAでの投資により1114万円も資産が増えていることになります。
用意したい老後資産と積立可能な年数から、毎月の積立金額を決めてみてください。
こちらのシミュレーションでは、運用利回り3%を前提としました。
ただし、実際の資産運用においては事前に運用利回りはわかりません。投資した銘柄や経済状況によって、運用利回りは変動します。
次章では運用利回り1%・3%・5%で30年後の資産額を比較していきます。