本シリーズでは総務省の家計消費単身モニター調査をもとに、単身世帯の毎月の平均支出額を紹介しています。

今回は2024年4月5日に発表された2024年2月のデータをもとに、60~64歳の男性(勤労者以外の世帯)の方の住居費の平均データを紹介します。

その他の主な支出額をまとめた一覧表も添付しているので、ぜひご確認ください。

1. 60~64歳の男性の住居費は月2万5481円【2024年4月5日最新結果】

最新の家計消費単身モニター調査(2024年4月5日発表)によると、60~64歳の男性の住居費の平均額は月2万5481円となっています(2024年2月時点)。

本支出額について性別で比較すると、男性の方は女性(2万6507円)よりも少ない傾向にあります。

2. 月の消費支出は18万620円【2024年4月5日最新結果】

60~64歳の男性(勤労者以外の世帯)の方の、その他の主な出費についても見ていきましょう(月額)。

  • 食料:4万7995円
  • 住居:2万5481円
  • 光熱・水道:1万2478円
  • 家具・家事用品:6693円
  • 被服及び履物:4139円
  • 保健医療:5844円
  • 交通・通信:2万1856円
  • 教育:0円
  • 教養娯楽:3万143円
  • その他の消費支出:2万5991円

また、月の消費支出の平均は月18万620円です。

その他の年齢を含めた男性(勤労者以外の世帯)の方の平均額(15万7881円)よりも高い結果となっています。

詳細を見ると、60~64歳の男性の方は平均と比較して「その他の消費支出」や「教養娯楽」に多くお金をかけています。

逆に「住居」や「教育」の出費は平均と比較して少額に抑えられています。

60~64歳の男性の方は、「その他の消費支出」や「教養娯楽」の出費に注意しましょう。

60~64歳までの男性(勤労者以外の世帯)の消費支出内訳

60~64歳までの男性(勤労者以外の世帯)の消費支出内訳

出所:各種資料をもとにLIMO編集部作成

次のページでは、その他の年齢を含めた男性(勤労者以外の世帯)の方の消費支出内訳をチェックできる一覧表を掲載しています。

比較用にぜひ確認してみてください。