5. お手入れが楽ちんな植物の選び方3つのポイント
5.1 【ポイント1】開花時期が長い植物
宿根草は植え替えの手間がかかりませんが、一年草と比べると開花時期は短め。なかには数週間という品種もあるので、できれば2~3カ月は咲くような品種を選びましょう。
夏にいったん休眠状態になっても、秋にまた返り咲きするようなものもあります。
5.2 【ポイント2】耐暑性があり強健な植物
宿根草のほとんどは比較的冷涼な環境を好み、冬の寒さにはある程度耐えられます。近年は夏の猛暑が問題なので、耐暑性が強い品種を選ぶのがオススメ。
強健な性質であれば、花ガラ摘みや水やりもこまめにしなくても大丈夫です。
5.3 【ポイント3】繁殖力が旺盛な植物
繁殖力が旺盛な植物は、地下茎を伸ばしたりこぼれ種から発芽したりして、自らの力で株を増やしていきます。ほとんど放任でも年を経るごとに大株に。
増え過ぎた植物はときどき抜きながら、バランスよく庭を整えましょう。
6. ナチュラルで手間がかからない宿根草の庭
宿根草は自然の営みを身近に感じられる植物で、こまめなお手入れをしなくても元気に育ちます。
ガーデナー歴30年の筆者が選んださまざまな宿根草の中で、気になった品種はありましたか?
このほかにもたくさんの宿根草があるので、3つのポイントを参考にしてお手入れが楽ちんな品種を見つけてみましょう。