【ひふみマイクロスコープpro】ひふみマイクロスコープproの詳細な特徴をチェック
ひふみマイクロスコープproの特徴は主に3つあります。
1つめはすでにご紹介している通り、「成長を期待できる日本の小型株に投資する」です。新興企業だけでなく、上場から時間が経っていてもポテンシャルはあるのに注目度が低い、あるいは安定成長フェーズに入った企業も投資対象にしています。
小型株は時価総額の低さから調査アナリストの平均カバー人数が少なく、発掘されずに放置されている銘柄も少なくありません。同社は定量と定性の両面からの徹底的な調査・分析、担当セクターを設けない独自のリサーチ体制を採用しており、ひふみマイクロスコープproでもそうした強みを生かしていきます。
2つめは「株式市場の変化に柔軟に対応する」です。世界情勢や経済の変化に対応し、保有する株式の比率を柔軟に変化させることで効率性の高い運用を目指します。実際に実質的な運用を行うレオス日本小型株マザーファンドのシャープレシオは1.12(年率リターン20.79%、年率リスク18.55%)で、TOPIX(配当込み)の0.82を上回っています。
3つめは「顔が見える運用」です。現在、業界全体で進められている取り組みですが、同社はいち早くファンドマネージャーやアナリストの顔が見える運用を推進してきました。ひふみマイクロスコープproでも同様にどんな人がどんな運用をしているのかアピールすることで、信頼性の高いファンドを目指します。
【ひふみマイクロスコープpro】ミッションは「ファイナンシャル・インクルージョン」
今回のプレス説明会では、同社がミッションとして掲げる「ファイナンシャル・インクルージョン」についても語られました。ファイナンシャル・インクルージョンとは、すなわち誰もが金融サービスの恩恵を受けられるようにするということです。
現在、株式市場では日経平均株価が4万円を超え、史上最高値をつけるなど盛り上がりをみせていますが、一方で「庶民には関係ない」という声も聞かれます。藤野会長は「年金は株式と強く結びついており、そういった方ほどインパクトは大きいはずだが、認知されていない」と、金融教育が進まない現状に対する課題認識を口にしました。
10年先には金融格差はさらに広がってしまうという危機感のもと、同社は「顧客の多様化=性別・年齢・地域・資産状況に関係なく金融の魅力を伝える」「投資先の多様化=挑戦するあらゆる人をお金で応援する」「投資手法の多様化=投資信託以外の手法への展開」などによってファイナンシャル・インクルージョンを実現していく方針です。
参考資料
- レオス・キャピタルワークス株式会社
- レオス・キャピタルワークス株式会社「ひふみマイクロスコープpro」
- レオス・キャピタルワークス株式会社リリース「国内小型株に投資"見えない価値を見つける" 『ひふみマイクロスコープpro』新規設定のお知らせ」
大蔵 大輔