2. 【住まい探しのコツ】内見で確認するべきポイントは?
では、不動産ポータルサイトで気になる物件を選んだあと、内見ではどんなところを確認すると良いのでしょうか?賃貸物件を取り扱う全国の不動産会社に聞いてみました。
2.1 居室
- インターネットの写真では分かりにくい壁や床汚れの状態に目を通すと良いです。
- 家具配置のシミュレーションを行い、適当な形状かどうかを確認すると良さそうです。
- 日当たり、他の部屋との行き来の際に障害があるような間取りを実際に見ることをおすすめします。
2.2 お風呂・洗面所
- 浴槽や洗い場の広さ(浴槽内に入ってみてもよいと思います)です。
- 浴槽と壁の清潔感と色調。タイルはカビが出やすいか、排水口の清掃がしやすいかなど細かい点を確認するのが良さそうです。
2.3 トイレ
・便座に座って十分な広さがあるか確認することです。
・便器の中が汚れているか、異臭の有無や換気扇の動作を実際に確認すると良いです。
・小さくても収納があるかどうか(トイレットペーパーやその他を置ける棚でもあればOK)です。
2.4 キッチン
- 排水管がゆがんでいないか、水漏れの形跡はないか、棚の開け閉めはスムーズかどうかを確認すると良いです。
- 実際にキッチンをよく使う人が立ってみて、高さや配置について確認した方が良いです。
- シンクサイズと深さ、調理スペースの有無、コンセントの数と場所、収納の有無、冷蔵庫置き場の位置です。(冷蔵庫のドアの向きを必ず確認する)
壁の汚れやカビ、水漏れなど画像から読み取れない細かな部分を内見で確認すると良いようです。また、内見では部屋と部屋の位置関係や動線を確認することをおすすめします。普段の生活をイメージしながら、家事動線・生活動線を確認することで、住んだ後「こんなはずではなかった!」「住みにくいな」と思うことが減らせるはずです。
3. 【住まい探しのコツ】実際の生活をイメージしながら物件画像をチェック
今回は、アットホームの調査をもとに、不動産ポータルサイトで住まいを探す際に物件画像でチェックするべきポイントを解説しました。
理想の住まい探しにおいて、手軽に情報収集できる不動産ポータルサイトを最大限活用するためには、実際に住んでいる自分をイメージしながら物件画像をしっかりと確認することが大切です。