4. 【鉄則その4】最低でもこの3つはチェックしよう!
ここでは、入所前にチェックするべきポイント3つについて紹介します。
4.1 ①施設やスタッフの雰囲気
実際に見学すると、施設内の雰囲気が分かります。「自分の親に合っているか」「スタッフの勤務態度はどうか」などを確認することも可能です。
また実際に利用者の部屋を見せてもらうことで、どの程度私物を持ち込めるかなど細かい点をチェックできます。
食事内容や清掃が行き届いているかについても確認しておきましょう。
4.2 ②費用の内訳
サ高住や有料老人ホームでは、敷金のような意味合いを持つ「入居一時金」が必要な場合もあります。
早期退所した場合の返還率などは施設によって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
またグループホームなどでは、紙パンツなどの費用が実費になることも。パンフレットに記載されていない費用がないかを確認しておきましょう。
4.3 ③介護・医療の体制
老人ホームでは、介護・医療の人員配置が施設によって異なります。
日中や夜間に、どのくらいの人数が働いているか、看護師が常駐しているかどうかなど、人員体制については事前に確認しておきましょう。
また施設を選択する際には、自分の希望やニーズに合わせて検討することも大切です。
施設が認知症の方にどのような対応をしているか、リハビリの提供があるかなど、気になることはできるだけ聞いておきましょう。
5. 【鉄則その5】信頼できる専門家に相談する
担当ケアマネジャーや地域包括支援センターなどの専門家に相談することも重要です。これらの専門家は、地域の介護施設に関する情報に精通しています。
また本人の状態や家族の希望を理解した上で、第三者として客観的な視点からアドバイスを受けることも可能です。また直接施設の方に聞きにくいことでも、気軽に相談できます。
6. まとめにかえて
老人ホーム探しには、不安や迷いが多いものです。大切な家族が快適に暮らせる場所を選ぶためには、施設見学や専門家への相談が欠かせません。
この記事が、ご希望の老人ホームをみつける際の参考になれば幸いです。