2. 【鉄則その2】老人ホームの種類・特徴を知る<一覧表つき>
ここでは4つの老人ホームの種類と特徴について紹介します。経営主体によって、公的施設と民間施設に分類できます。
公的施設は費用が安いのがメリットです。一方、民間施設は独自のサービスを提供している施設も多くあります。 以下に、4つの老人ホームの特徴を表でまとめました。
※費用は目安であり、施設によって前後します。詳細は、施設のパンフレットなどで確認してください。
2.1 【一覧表】老人ホーム種類別「月額費用の目安と特徴」
2.2 民間施設
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)
- 費用:比較的費用が安い(月額目安:10~30万円)
- 特徴:安否確認などの最低限のサービスは提供されるが、介護サービスは外部へ依頼する必要あり。
介護付き有料老人ホーム
- 費用:費用は高めであり、初期費用がかかることも(月額目安:15~30万円)
- 特徴:多様なレクリエーションやサークル活動が特徴。病院が敷地内にあるなど、サービスが充実していることが多い。
グループホーム
- 費用:特養よりも高い、初期費用が必要な場合も(月額目安:15~20万円)
- 特徴:認知症の診断を受けていることが入所要件。最大定員9人の少人数制であり、アットホームな雰囲気で生活できる。
2.3 公的施設
特別養護老人ホーム
- 費用:比較的費用が安い、初期費用は不要(月額目安:5~17万円)
- 特徴:原則要介護3以上が入所要件。終身利用が可能で費用を抑えられる。希望者が多く、入居待ちが多いのがデメリット。
3. 【鉄則その3】見学は必須!複数の施設を比較検討する
自分の親に合う施設を見つけるために、事前の見学は必要です。
見学すると、施設の様子やサービスを自分の目で確かめられます。施設のスタッフに質問して、費用やイベントなどの情報を詳しく聞くことも可能です。
ホームページやパンフレットで興味を持った施設には、見学の予約をして実際に行ってみましょう。できれば、複数の施設を見学されることをお勧めします。