意匠・機能・遊び心に「鳥肌が立った」

ツノとしゃくれたアゴで自立している

出所:@pinpoint_m

ぴんぽいんとさんは「能登の古民家宿 TOGISO」を運営されている方。宿となる築85年ほどの古民家を買った時に、蔵の中身も譲り受けており、そこには明治の後期、日露戦争の時代の盃やおちょこが多く保管されていたそうです。

今回の盃を見つけた時の心境について「最初はおもしろいデザインだと感じただけでしたが、ふと節分の『鬼は外・福は内』と紐づいていると気づいた時は、意匠・機能・遊び心が一本に繋がり鳥肌が立ちました」と教えてくれました。

こちらは「鬼面盃」「節分盃」などと呼ばれ、現在も販売されているロングライフなデザインのようです。

ぴんぽいんとさんは、今後はこの盃を使って、明治時代には無かったであろう冷酒を飲みたいと思っているそう。

「冷たい日本酒を注いで盃を驚かせたいと思います。能登の酒蔵も今回の地震で大きな被害を受けたので、能登の日本酒にする予定です」とのことでした。