今からできる老後の資産設計を考えよう

40~50歳代のおひとりさまの貯蓄を見てきましたが、貯蓄が二極化しているようすがわかりました。

今の40~50歳代は、大卒であっても新卒で正社員に就くのが難しかった「就職氷河期世代」と言われています。

また昨今のコロナ禍や相次ぐ値上げの影響により、貯蓄がなかなかできないという方もいるでしょう。

一方で、年金の一般的な受給開始年齢は65歳からとなっており、今は60歳代で働く方も増えています。

長く働くキャリアプランを考えることは、おひとりさまのみならず大切と言えるでしょう。

また、2024年からは新NISAがはじまる予定です。

出所:金融庁「新しいNISA」

いつまで元気に働けるかは誰にもわかりません。長く働き続けることを念頭に置きつつも、お金に働いてもらう「資産運用」も検討することは大切でしょう。

資産運用はリスクがありますが、国の税制優遇制度もあり、また昔よりも情報収集がしやすくなりました。

情報収集を重ねて、ご自身に合った金融商品や投資方法を選ぶことで、老後に備える選択肢の一つとなるでしょう。

出所:金融庁「投資の基本」

今回の調査も参考にしながら、ご自身に合った老後のマネープランを考えてみてくださいね。

参考資料

宮野 茉莉子