新年を迎え、「今年は何か新しいことを始めたい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
そんな人におすすめなのが、年金生活に向けた準備のスタートです。
人生100年時代といわれる現在では、若いうちから老後の年金生活についてしっかりと考えておくことが大切です。
本記事では、元銀行員の筆者が年金生活を迎えるまでに準備しておきたいポイントを紹介します。
1. 老後生活に不安を感じている人は8割超
急激な円安進行や物価高を受けて、「老後は年金だけで暮らしていけるのだろうか」と不安を感じることも多いかもしれません。
公益財団法人生命保険文化センターの「生活保障に関する調査」によると、老後生活に不安を感じている人は全体の82.2%となっており、全体の8割超の人が老後に対して不安を抱えている状況です。
また、「どのようなことに不安を感じているか」という質問に対しては、「公的年金だけでは不十分なこと」と答えた人が79.4%で、こちらも8割近い人が老後の年金に対して不安を抱える結果となっています。
これは、裏返せば「お金の準備がしっかりと出来ていれば、老後に対する不安が軽減できる」ということでもあります。
では、具体的にどのようなことに取り組めばよいのでしょうか?くわしく紹介していきましょう。