5. 新NISAで老後への備えを始めよう
新NISAは、一般NISAとつみたてNISAがさらにパワーアップした制度です。
特に非課税期間が無期限のため、期間を気にせずに資産運用をおこなえます。そのため、老後資産の形成に向いている制度です。
例えば、新NISA口座で毎月5万円の積立投資を年率3%で運用した場合の資産評価額の推移は以下のとおりとなります。
5.1 毎月5万円の積立投資を30年間続けた場合
積立年数 資産評価額(元本)
- 3年目 188万円(180万円)
- 6年目 394万円(360万円)
- 9年目 619万円(540万円)
- 12年目 865万円(720万円)
- 15年目 1135万円(900万円)
- 18年目 1430万円(1080万円)
- 21年目 1752万円(1260万円)
- 24年目 2105万円(1440万円)
- 27年目 2491万円(1620万円)
- 30年目 2914万円(1800万円)
30年間積立投資を続けると2914万円もの老後資金を築けます。元本は1800万円のため、投資により1114万円も資産を増やすことが可能です。
もちろん運用利回りによって資産評価額は変動しますが、年率3%の運用は過去の実績からするとそこまで難しい数字ではありません。
老後に不安を感じる人は、早くから新NISAでの投資で老後資金づくりを検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
苛原 寛