2. 【70歳代・二人以上世帯】貯蓄700万円以上~1000万円未満は何パーセントか
70歳代・二人以上世帯で「貯蓄700万円以上~1000万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、70歳代の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
2.1 【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄700万円~1000万円未満の割合
- 6.5%
2.2 【70歳代・二人以上世帯】の貯蓄1000万円未満の割合
- 51.7%
2.3 【70歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:1905万円
- 中央値:800万円
貯蓄700万円~1000万円未満は1割未満、貯蓄1000万円未満でみると約5割となりました。
3. 着実に貯蓄を進める方法とは
これまで70歳代・二人以上世帯の「貯蓄700万円~1000万円以上の割合」と平均・中央値を紹介してきました。
なかには貯蓄がまったくない世帯があることもわかりましたね。
老後資金を着実に積み立てるためには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りの資金で生活していくのが効果的です。
先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。
貯蓄の一部に、新NISA制度を利用して積立投資をはじめるのも選択肢の一つとなるでしょう。自身に合った貯蓄の方法を検討してみてはいかがでしょうか。
3.1 【参考】70歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融資産非保有:18.7%
- 100万円未満:5.9%
- 100~200万円未満:4.1%
- 200~300万円未満:2.8%
- 300~400万円未満:4.0%
- 400~500万円未満:2.2%
- 500~700万円未満:7.5%
- 700~1000万円未満:6.5%
- 1000~1500万円未満:10.3%
- 1500~2000万円未満:7.1%
- 2000~3000万円未満:10.0%
- 3000万円以上:18.3%
参考資料
荒井 麻友子