3. ここが盲点!サ高住で介護サービスを多く利用すると思わぬ金額に?

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一般型のサ高住では、介護サービスの提供がありません。そのため、訪問介護などの介護サービスを利用したい場合は、入居者が地域の介護サービス事業者と個別に契約を結び、介護サービスを受けることになります。

つまり、介護サービスを利用する方は、サ高住の月額費用に加えて、介護サービス事業者へ支払う「介護サービス費(介護保険の自己負担分)」が別途必要になるのです。

また、サ高住は自宅(在宅)と同じ扱いになるため、限度額を超えてサービスを利用した場合は、超えた分の費用は全額自己負担しなければなりません。

有料老人ホームよりも安い費用で入居できることが魅力のサ高住ですが、介護サービスを多く利用すると、かえって出費がかさむケースがあることにご注意ください。

4. サ高住の入居に「向いている人」

4.1 入居費用を抑えたい方

有料老人ホームと比べて、サ高住は高額な入居一時金が必要ないことが多く、月額費用も安く設定されているため、費用を抑えて入居したい方に向いています。

とくに、自炊ができる方や介護を必要としない方は、通常の賃貸住宅に住むのと同じように、賃料や水道光熱費、生活費などが必要となるだけです。

また、介護付き有料老人ホームでは、介護サービスをあまり利用していなくても毎月定額の介護サービス費を支払う必要がありますが、サ高住では利用した分だけの介護サービス費を支払うため費用を抑えられるでしょう。