2. 【30歳代・二人以上世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

出所：金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」をもとにLIMO編集部作成

2.1 【30歳代・二人以上世帯】の貯蓄500万円～700万円未満の割合

  • 12.4%

2.2 【30歳代・二人以上世帯】の貯蓄700万円未満の割合

  • 65.7%

2.3 【30歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均：697万円
  • 中央値：390万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄700万円未満は65.7%。

平均は600万円を超え、中央値は350万円を超えました。

3. 2024年は計画的に貯蓄しよう

これまで30歳代・二人以上世帯の「貯蓄500万円～700万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。

「そうはいっても、自分は自信がないな…」と思われる方も多いでしょう。 そこでお勧めは、先取り貯蓄の仕組みを作ること。いわば、半強制的にお金を貯める仕組みを作ることです。

先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。2024年は新NISAスタートの年でもありますので、ぜひ有効活用してみましょう。

出所：金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成

3.1 【ご参考】30歳代・二人以上世帯の貯蓄額一覧表（金融資産を保有していない世帯を含む）

  • 金融資産非保有：23.9％
  • 100万円未満：13.4％
  • 100～200万円未満：10.3％
  • 200～300万円未満：6.9％
  • 300～400万円未満：6.3％
  • 400～500万円未満：3.5％
  • 500～700万円未満：9.4％
  • 700～1000万円未満：7.3％
  • 1000～1500万円未満：6.6％
  • 1500～2000万円未満：3.5％
  • 2000～3000万円未満：3.9％
  • 3000万円以上：2.2％

参考資料

中沢 新