2. 【20歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか

次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。

2.1 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄400~500万円未満の割合

  • 4.4%

2.2 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄500万円未満の割合

  • 82.1%

2.3 【20歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値

  • 平均:307万円
  • 中央値:110万円

貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄500万円未満は82.1%。

平均は300万円を超え、中央値は100万円を超えました。

3. 2024年は計画的に貯蓄しよう

これまで20歳代・ひとり世帯の「貯蓄400~500万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。

確実に貯蓄を貯めていくには、毎月の給料や収入から一定額を先に貯蓄し、残りのお金で生活していく「先取り貯金」が効果的です。

先取り貯金にはさまざまな種類があり、預貯金だけでなく積立投資もその一つとなります。2024年は新NISAスタートの年でもありますので、下記もあわせてご確認ください。

出所:金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成

3.1 【ご参考】20歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)

  • 金融資産非保有:42.1%
  • 100万円未満:22.6%
  • 100~200万円未満:11.5%
  • 200~300万円未満:6.4%
  • 300~400万円未満:4.6%
  • 400~500万円未満:2.6%
  • 500~700万円未満:3.6%
  • 700~1000万円未満:2.6%
  • 1000~1500万円未満:1.1%
  • 1500~2000万円未満:0.4%
  • 2000~3000万円未満:0.4%
  • 3000万円以上:0.5%

参考資料

中沢 新