2. 【20歳代・ひとり世帯】貯蓄保有世帯のみの平均と中央値はいくらか
次に、同調査より貯蓄保有世帯のみの貯蓄額について見ていきましょう。
2.1 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄300~400万円未満の割合
- 7.9%
2.2 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄400万円未満の割合
- 77.7%
2.3 【20歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:307万円
- 中央値:110万円
貯蓄保有世帯のみの貯蓄額をみると、貯蓄400万円未満は77.7%。
平均は300万円を超え、中央値は100万円を超えました。
3. 2024年は計画的に貯蓄しよう
これまで20歳代・ひとり世帯の「貯蓄300~400万円未満の割合」と平均・中央値を確認してきました。
20歳代で「貯蓄2000万円超」の世帯は全体の0.9%と、1割にも満たないことがわかりました。一方で、貯蓄額が100万円に満たない世帯は64.7%で大半を占めている状況です。
新NISAやiDeCoなど資産運用も対策の一つ手段です。資産運用においても目的や目標によって「合う、合わない」の問題があります。ご自身のライフスタイルにあった準備をしていきましょう。
3.1 【ご参考】20歳代・ひとり世帯の貯蓄額一覧表(金融資産を保有していない世帯を含む)
- 金融資産非保有:42.1%
- 100万円未満:22.6%
- 100~200万円未満:11.5%
- 200~300万円未満:6.4%
- 300~400万円未満:4.6%
- 400~500万円未満:2.6%
- 500~700万円未満:3.6%
- 700~1000万円未満:2.6%
- 1000~1500万円未満:1.1%
- 1500~2000万円未満:0.4%
- 2000~3000万円未満:0.4%
- 3000万円以上:0.5%
参考資料
中沢 新