20歳代でも職業や企業により年収はさまざまで、少数ではありますが「すでに貯蓄が3000万円ある」という人もいらっしゃいます。
どうすれば20歳代のうちに富裕層の仲間入りを果たすことができるのかーー。お金についての知識があると働くうえでのモチベーションにもつながりますね。
そこで今回は、金融広報中央委員会の資料をもとに、20歳代・ひとり世帯の貯蓄額をみていきましょう。
1. 【20歳代・ひとり世帯】貯蓄300~400万円未満は何パーセントか
20歳代・ひとり世帯で「貯蓄300~400万円未満」を達成している人はどれくらいいるのでしょうか。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](令和4年)」より、20歳代・ひとり世帯の貯蓄事情を確認します(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄300~400万円未満の割合
- 4.6%
1.2 【20歳代・ひとり世帯】の貯蓄400万円未満の割合
- 87.2%
1.3 【20歳代・ひとり世帯の貯蓄額】平均と中央値
- 平均:176万円
- 中央値:20万円
貯蓄300~400万円未満は1割未満、貯蓄400万円未満でみると約9割となりました。