4. ゲン担ぎをすることの効果

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塾の1年は冬場に受験という最大の山場を迎えて年度末を迎え、そしてまた新しい受験学年を迎えて1年がスタートするのを繰り返しています。

塾に来ている生徒達は「志望校合格」を目標に掲げて勉強に励みます。しかし、一人一人個性があるように受験勉強に対する熱心さや怠け心が出るなど意識差が生じてしまいます。

こうした熱量の差、とくになかなかエンジンがかかってこない生徒が「受験が近づいている」と感じさせるためにはゲン担ぎ商品を教室に置いたり神社の鳥居や紅白の幕、桜を廊下や教室の入り口に掲示して「受験本番が迫っている」という空気感を作ることもあります。

「こういう季節だからそうしている」という受け継がれてきた習慣という側面も確かにあります。しかし、ラストスパートになりモチベーションをアップするには視覚的なものを効果的に使うことも必要です。

受験生は何かしらのゲン担ぎ商品を購入しているのも珍しくありません。自分の経験を振り返ると、先生側が「何か買った?」と教室内で話すことで、「親がかなり買っている」「こんな商品もあるんだと」と他愛もない会話をしてリラックスさせる効果もありました。

5. ゲン担ぎ商品が受験の思い出になる

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親世代の頃のゲン担ぎ商品は、合格祈願、お守り、「トンカツ」のような勝負飯を食べることくらいでした。

時代が移り変わり、今では多種多様な商品が年明けには店頭に並ぶ時代になりました。身近な存在の商品も多く、受験生のいる家庭でも気軽な気持ちで手に取りやすいです。

塾でも先生たちは受験生に厳しい声をかけることもありますが、人知れずゲン担ぎを行っています。

ラストスパートとなる今、親や塾の先生達の熱い声援を受けて受験本番まで自分の可能性を信じ努力をし続ける受験生を応援したいですね。

参考資料

中山 まち子