1. 【60歳代】うらやましい「貯蓄3000万円以上」は何パーセントか
60歳代・二人以上世帯で、老後2000万円が必要といわれる中で「うらやましい」という声も聞こえてくる「貯蓄3000万円以上」を達成している世帯の割合を確認します。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)」より、60歳代・二人以上世帯の貯蓄事情を確認しましょう(金融資産を保有していない世帯を含む)。
1.1 【60歳代・二人以上世帯】の貯蓄3000万円以上の割合
1.2 【60歳代・二人以上世帯の貯蓄額】平均と中央値
貯蓄3000万円以上は約2割となりました。
想像していたよりも多い印象を受ける方もいるかもしれませんね。
ちなみに平均は1819万円ですが、より実態に近い中央値は700万円まで下がります。
貯蓄ゼロの世帯も20.8%おり、家庭差が顕著でしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。