4. 公的年金の支給は2ヶ月に1回

公的年金は2ヶ月に1回の支給となります。

偶数月の15日(土日祝日の場合は直前の平日)に前々月・前月分がまとめて支給されます。

家計管理は一ヶ月単位で行う世帯が多いと考えられますが、年金生活が始まれば収入のペースが毎月ではなくなります。

5. 今からできることはなにか

ここまで年金の仕組みについて詳しくみてきましたがいかがでしたか。

年金だけで生活していくのは苦しいと感じられた方が多いのではないでしょうか。

「老後2000万円問題」と言われるくらいですので、老後の収入である年金よりもかかる支出の方が多くなってきます。

そのために現役世代の皆様ができることは「資産形成」です。

貯金ももちろん資産形成ですが、今は超低金利時代で、銀行に貯金をしていても全く増えていきません。

政府も「貯蓄から投資へ」本格的に舵を切っており、来年からはNISA制度が刷新されます。最近は特にNISAについての問い合わせが圧倒的に増えております。

筆者は長く金融業界にいますが、現役世代の方々の投資への意識がどんどん高くなっていることを実感しています。