4. 日本と世界の労働時間を比較
世界の全産業の労働時間と比較してみると、日本はアメリカと同じ20位という意外な結果に。
気になる1位は、バングラデシュの47時間。2位のトルコとマレーシアが43時間なので、4時間も差があることになります。
ちなみにバングラデシュは、インドの隣にあります。日本の4割程度の大きさ(14万7000平方キロメートル)の国土に1億6935万人(2021年)が住んでいます。主要産業は衣料品・縫製品。近年は、世界の繊維産業の中心国として、急速にその存在感を増している国としても有名ですね。
4位以下は、メキシコ、コロンビア、タイ、ギリシャ、ポーランド、ルーマニア、エジプトと続きます。
5. 経済が低迷している日本
いかがでしょうか。
今回は日本とフィンランドについて比較しました。
経済が低迷している日本のGDPはドイツに抜かれて、世界4位になると言われています。
2020年の一人当たりのGDPは40048ドル(約606万円)。アメリカは63123ドル(約956万円)、オランダ53334ドル(約807万円)と先進国の中でも低い水準となっています。
苦しい生活が続く日本国民。浮上することはあるのでしょうか。
5.1 調査概要
- 調査日:2023年11月13日
- 調査人数:270人(全国の10代~60代の男女)
参考資料
小野田 裕太