2. 日本とフィンランド、月の平均賃金を比較してみると…
日本の男女計の月平均賃金は、全産業で2801ドル、製造業2687ドル、建設業3036ドル、教育3407ドル。
一方のフィンランドはというと、全産業で3645ドル、製造業4061ドル、建設業3704ドル、教育3918ドルとなっています。
全産業の平均を見てみると、日本は2801ドル、フィンランドは3645ドルなので、日本よりも844ドル(約12万円)高いことが分かります。
3. 日本とフィンランドの労働時間を比較
次は、日本とフィンランドの労働時間を比較してみます。
日本の週当たりの実労働時間は、全産業の平均で37時間。製造業39時間、建設業41時間です。フィンランドはというと、全産業の平均で35時間、製造業37時間、建設業39時間。
全産業の平均では、日本は37時間、フィンランドは35時間なので、日本のほうが週に2時間ほど長く働いていることが分かります。
日本とフィンランドの大きな違いは、男性の労働時間。全産業の平均労働時間を見てみると、日本のほうが4時間も長く働いているのです。