5. 2024年は老後に向けて後悔しない資金計画を
老後というとつい後回しにはなりがちですし、物価高が続けば余計に「今の生活のほうが大切」となりやすいでしょう。
一方で、老後資金への不安は依然として残り、確実に一年一年と老後へ近づいていきます。
新NISAとしてNISA口座の開設期間が恒久化される2024年は、長期的な資産形成がしやすくなる節目の年ともいえます。

出所:金融庁「新しいNISA」をもとにLIMO編集部作成
老後資金を考えるよい機会なので、老後になってから後悔をしないよう、これを機に自分に合った老後資金対策を考えてみていはいかがでしょうか。
6. 貯蓄アンケートの調査概要
- 調査日:2023年11月24日(金)〜12月18日(月)
- 対象者:くらしとお金の経済メディア「LIMO」のメールマガジン会員
- 回答数:63名(60歳代以上)
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事。特に老後資金準備にむけて、投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズやライフプランにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用の提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』の編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。3児のひとり親で趣味は音楽鑑賞と読書(2025年6月7日更新)