2. 8割以上の人が物価上昇を受け「投資への関心が高まった」と回答

WeCapital株式会社の「物価の上昇を受けて、対策をしていることはありますか?」というアンケート調査では、「ポイ活」と回答した人が最も多く、次いで「貯金」「投資」が続きました。

「ポイ活」「貯蓄」といった、すぐに始められる身近な対策を行っている人が多い一方で、約4割の人が物価上昇の対策として「投資」をしていることがわかります。

また、「物価上昇を受けて、投資への関心は高まりましたか?」というアンケートでは、8割以上の人が投資への関心が高まったと回答しています(【図表2】参照)。

投資への関心が高まった理由として、「老後の生活資金を準備したいから」と回答した人が最も多く、老後に対する不安感から投資を始めた方が多いことがわかります。

金融審議会の「市場ワーキング・グループ報告書」によると、公的年金を受給しても、平均的に「老後資金が2000万円不足する」と指摘がされており、一時はこれが大きな話題になりました。

上記の話題を受け「老後資金」に不安を抱き、投資に興味を持ったり、実際に始めたりしている方が増えてきているのだとうかがえます。