【一人暮らしのための住まい探しノウハウ】希望条件を固める

次に、住みたい部屋の条件を考えてみましょう。

初めての住まい探しでは、どんな条件を選べばよいのか、どんな設備が必要なのかが分からず、条件を決めるのが難しいという方も多いのではないでしょうか。主に決めるべきことは、以下の4つです。

1. 立地(住みたいエリア)

通勤・通学に利用する交通機関の利便性や最寄り駅からの距離、周辺に欲しい施設などを検討してみましょう。他にも、地域の雰囲気や治安など、立地は生活全般の便利さや快適さに直結するため、いろいろなエリアを比較検討してみると良いです。

「アットホーム タウンライブラリー」のような街の情報を集めたWebサイトやSNSなどで、街の様子を調べてみるのもおすすめです。遠方からの引越しの場合は、検索サイトやSNSなどで事前にエリアを調査するとよりスムーズです。

2. 間取り

次は間取りについてみていきます。一人暮らしの方にはどんな間取りが人気なのでしょうか。

賃貸物件で一人暮らしをする29歳以下の学生・社会人を対象に行ったアットホームの調査によると、最も多いのは「1K」でした。「1K」とは、部屋とキッチンの間に仕切りがある間取りのことです。

玄関を開けたら部屋が丸見えになることもなく、キッチンと部屋の間に仕切りがあるため、料理のニオイをキッチン内に留めておくこともできます。また、仕切りがあることで冷暖房効率がよくなる点もポイントです。

そのほか、「ワンルーム」や「1LDK」も人気でした。オンライン授業やリモートワークなどが増えており、少し広い間取りを求める人も多いようです。