【初めての一人暮らし】不動産情報のプロが教える住まい探しのノウハウ、妥協できる／しない方がよいポイントは？ アットホームの最新調査から紐解く「家賃・立地・間取り」の本音

初めて一人暮らしをする人にとって、住まい探しは重要な課題です。しかし、何から始めたらよいのか、何を注意すればよいのか…と迷ってしまうこともあるかと思います。

今回は不動産情報サービスを展開するアットホームのトレンド調査部が、初めて一人暮らしをする方に向けて、どのように住まいを探すべきか、どんな条件を優先すべきか、見落としがちなポイント、妥協できるポイントなど、住まい探しに役立つノウハウをご紹介します。初めての一人暮らしをスムーズに始めるために、ぜひ参考にしてみてください。

【一人暮らしのための住まい探しノウハウ】 予算を決める

住まい探しを始める前に、まずは予算を確認しましょう。

賃貸物件を借りるためには、家賃や引越し代などがかかります。引越しにあたり、費用がどのくらいかかるのか、どのくらいの家賃であれば支払いができるのか、しっかりと予算を決めることが大切です。

一般的に「家賃は収入の30％くらいまで」と言われています。例えば、手取りが月額20万円の場合、家賃は6万円くらいまでとなります。賃貸物件で一人暮らしをする29歳以下を対象に行ったアットホームの調査によると、 平均月額家賃は社会人男性で6万3806円 、社会人女性で6万4104円でした。

また、食費・通信費・光熱費・交際費など月々どのくらいの費用が掛かっているのかを把握することも大切です。自分の収入と支出をしっかりと確認したうえで、家賃の予算を決めましょう。