4. 老後に備えて今からできる資金準備をしておこう
本記事では、年齢別に貯蓄3000万円以上の達成割合について紹介していきました。
年齢が上がるにつれて貯蓄3000万円以上を達成する割合が増加傾向にあり、着実に老後までに資金を貯めている人が一定数いることがわかりました。
しかしその一方で、老後生活を迎える年齢になっても貯蓄がゼロの世帯も2割〜3割存在しており、老後までに貯蓄ができている世帯とできていない世帯が二極化傾向になっているのが現状です。
老後の資金準備は早ければ早いほど、毎月の貯蓄に回す金額負担を減らすことができるため、「老後の資金が心配」と感じている方は、今のうちから準備をしておけると良いでしょう。
参考資料
- プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社「2023年の還暦人(かんれきびと)に関する調査」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成19年以降)」
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年以降)」
- 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
- 内閣府「令和3年度 高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査結果」
太田 彩子