2. 残った土はどうする?3つの方法

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2.1 土を改良して再利用する

ベランダで植物を育てている人も、庭や花壇でガーデニングを楽しんでいる人も、誰でもできるのが土の改良をおこなって土を再利用する方法です。

簡単なのは、市販の再生用土を混ぜる方法ですが、混ぜる前には消毒をしておくのがおすすめ。潜んでいる菌や害虫を取り除くことができるので、植物が病気や虫に汚染されるのを防ぐことができます。

消毒方法で手軽なのは、太陽熱消毒や熱湯消毒です。

  • 太陽熱消毒・・・夏の日中など、高温時に土をビニール袋などに入れて、土を高温状態にし、殺虫・殺菌する方法。
  • 熱湯消毒・・・土に熱湯をかけて、土の温度を高温にし、土中の虫、病原菌を殺虫・殺菌する方法。

いずれも高温を利用して殺菌する方法なので手軽です。熱湯消毒は火傷に注意しましょう。

消毒したあとの土に養分を補えば、再び使える土に改良できます。市販の再生用土などを使用すると簡単です。養分を混ぜた土はしばらく寝かせておき、その後、通常の土と同じように使えます。