厚生労働省が2023年11月28日に公表した「賃金引上げ等の実態に関する調査」によると、2023年に「平均賃金を引き上げた、または引き上げる」と回答した企業は89.1%で、2年連続の増加となりました。
1人あたりの平均賃金は3.2%引き上がり、月額では9437円の引き上げとなっています。
そんな中、働き盛りの40歳の平均年収と貯蓄はいくらなのでしょうか。
今回は、40歳代の平均年収と貯蓄について解説します。
まだまだバリバリ働き盛りの年代ではありますが、老後対策についても考えていきたいと思います。
1. 40歳代の平均年収と貯蓄額
40歳代は、責任のある立場で仕事をする機会も多く、比例して収入も高くなっている年代です。
一方で、結婚や子育て、住宅ローンの返済など、家計でも支出が多くなる年代といえるでしょう。
まずは、40歳代の平均年収と貯蓄額についてそれぞれ解説します。