70歳代「金融資産3000万円以上」の割合は約18%
それでは同資料より、70歳代の金融資産額の分布を確認していきましょう。
《70歳代(二人以上世帯)金融資産保有額の割合》
- 非保有:18.7%
- 100万円未満:5.9%
- 100万円~200万円未満:4.1%
- 200万円~300万円未満:2.8%
- 300万円~400万円未満:4.0%
- 400万円~500万円未満:2.2%
- 500万円~700万円未満:7.5%
- 700万円~1000万円未満:6.5%
- 1000万円~1500万円未満:10.3%
- 1500万円~2000万円未満:7.1%
- 2000万円~3000万円未満:10.0%
- 3000万円以上:18.3%
- 無回答:2.7%
70歳代のうち、およそ18%が貯蓄3000万円以上を達成しています。60歳代よりはやや小さな割合だとわかりました。
60歳代・70歳代それぞれの金融資産保有額を確認したところで、全世代間の「金融資産3000万以上」世帯の割合をチェックしてみましょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/金融ライター
1996年生まれ。千葉県出身。一種外務員資格(証券外務員一種)保有。早稲田大学文化構想学部在学中から、まだネガティブなイメージで語られることの多かった「独身女性」が、実際には豊かなくらしを謳歌する「おひとりさま」であると謳う女性サイト編集に従事。
大学卒業後、株式会社良品計画で東京都内店舗の運営・勤務を経て、ライターおよび編集者として活動。女性のライフスタイルや意識調査と、日本年金機構や総務省統計局「家計調査」など公的資料・統計を絡めた記事作成が得意。ビジネス誌『PRESIDENT』、日本経済新聞「xwoman doors」など、紙からウェブまで様々な媒体にて取材・執筆を重ねる。
現在は、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部にて、最新データから読み解く財政事情や資産運用、厚生労働省管轄の厚生年金保険と国民年金、貯蓄、NISAなどのテーマを中心に編集・執筆。趣味は散歩。(2024年6月28日更新)