お小遣いが増えていない人の2人に1人が「余裕がなくなった」と回答
ソニー損害保険株式会社の同調査によると、お小遣いが増えていない人のうち、50.0%が「余裕がなくなった」と感じていると回答。
さらにお小遣いが「減った」と回答した人の平均減少額は「1万4543円」で、減った要因の約半数が「コロナや物価高などによって、家計支出が増えたから」と回答しています。
2人に1人が余裕がなくなったと感じており、値上げラッシュによって支出が増えたことが影響しているとうかがえます。
また、お小遣いが減った要因の多くが「コロナや物価高などによって、家計支出が増えたから」と回答していることからも、近年の物価高が家計に大きな影響を及ぼしていることがわかります。
お小遣いを増やすために取り組んでいることは?
最後に、ソニー損害保険株式会社の調査から「お小遣いを増やすために取組んでいること」についてみていきましょう。
上記調査によると、お小遣いを増やすために取組んでいることとして「食料品の節約」、「外食を控えて内食(自炊)を増やす」「日用品の節約」が上位となりました。
お小遣いを増やすために取り組んでいることの上位を「日々の支出を抑える方法」が占めており、「サブスクリプションや定期購入」「各種保険の見直し」といった固定費の節約に取り組んでいる人は少ない傾向となりました。
また、パートやアルバイト、副業などで、現状よりも収入を増やすことでお小遣いをアップさせている人も一定数いるようです。
上記の中で最も堅実的にお小遣いを増やせるおすすめの方法は「固定費の見直し」です。
たとえば、家賃や通信費、保険料など、毎月一定額を継続して支払っている支出は、見直すことで大幅に支出を減らせる可能性もあります。
固定費を見直すことで、現在の生活水準を維持しながらお小遣いを増やすことも可能となるため、「我慢はしたくないけどお小遣いを増やしたい」という方は、まずは固定費の見直しからしてみてはいかがでしょうか。