5. 老後生活を豊かに過ごす準備方法2選
先ほど年金額を増やす方法を3つご紹介いたしましたが、年金額を増額するのも限界があります。
前職の証券会社時代では、多くのお客様が若いうちから老後生活に向けて資産運用をされており、年金とは別に準備をしている方が多くいらっしゃいました。
ここではそんな準備方法についてお話をしていきたいと思います。
まず1つ目は積立運用です。積立運用とは毎月コツコツと将来に向けて投資をしていく手法です。
積立運用は、初心者でも比較的気軽に始めやすいとされています。一括運用よりもリターンは少なくなる傾向にありますが、リスクを抑えた運用が可能になります。
2つ目は一括運用です。一括運用はある程度大きな金額を一括で投資をしていく方法です。
一括運用は複利効果がありリターンが大きくなる利点がありますが、リスクも大きいため、多くの余裕資金がないとできない方法です。
積立運用と一括運用を組み合わせることで運用の幅が広がります。
運用資金額によって選択できる方法が違うため注意が必要ですが、どちらの方法も活用をすることで老後資金を形成しやすくなります。
まずはご自身の状況や性格を把握し、それに合った方法を選択することが大切です。
6. まとめにかえて
今回は厚生年金の受給額について詳しく解説をしていきました。
年金は老後生活を送る上で大きな収入源の一つです、現役時代の時から年金について知っておくことで、年金受給時にギャップが生まれることは少ないでしょう。
まずは年金の仕組みや平均受給額などから把握をしておきましょう。
年金だけでは不安な方は「積立運用」や「一括運用」なども視野に入れて、老後資金を準備してみましょう。
参考資料
長井 祐人