12. 関西弁12. ぐねる

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「ぐねる」は、関西を中心とした西日本で広く使われている言い回しです。

共通語だと、「(足を)くじく」「捻挫する」といった意味になります。

由来は定かではありませんが、足をくじいたときの「ぐねっ」という感覚から来ていると考えられます。

13. 関西弁13. かまれる

「かまれる」は、共通語で言う「(虫に)刺される」というニュアンスの関西弁です。

夏場はよく「蚊にかまれた!」と言う人の声が聞こえてきます。

虫がよく飛んでいる季節にアウトドアへ行き、「さっき蚊にかまれたわ!」と言ったところ周りの人に指摘され、関西弁だと気付いた人もいるそうですよ。

14. 関西弁14. また~しよ

初対面の人に対する「また~しよ」は、関西とその周辺地域ならではの言い回しなのだとか。

関東では1回は一緒に仕事をしたり食事をしたりしたことがある人に使うケースが多いため、初対面の人に使うと驚かれるそうです。

15. 関西弁15. 自分

共通語だと、「自分」は一人称として使うケースが多い言葉です。

しかし関西では二人称として使う場面もあるため、慣れないうちは「自分と相手のどちらを指しているんだろう?」と話し相手のことを混乱させてしまうことも。

「自分」という言葉自体は地域を問わず会話の中でも登場するため、関西ならではの使い方があるとは気づきにくいのかもしれませんね。

16. 関西人が全国共通だと思いがちな関西弁はたくさんある!帰省時の話題にしてみては?

SNSやインターネットが発達し、昔ほど方言が使われる機会が少なくなりつつありますが、それでも地元の人が全国共通と思いがちな言葉はたくさんあります。

今回の記事には登場しなかったけれど、「自分はこんなことがあったなあ」と思い出した方もいるのではないでしょうか。

今まで当たり前のように使っていた言葉が、実は方言だったと気付いたときは驚くものです。

年末年始に、久しぶりに地元へ帰省したときは方言を話題にするのも良いかもしれませんね。

参考資料

太田 彩子