2023年も残り約1カ月になりました。
4月に進学・就職・転職などで地元を離れた方も、新しい生活にすっかり慣れた頃ではないでしょうか。
地元を離れると、交通事情や食べ物、方言などいろんなことで地元との違いを感じる場面がありますよね。
文化庁が公表した「令和4年度「国語に関する世論調査」の結果の概要」によると、「どのように気を使っているか」の問に対し、17.0%の人が「方言を大切にする」と答えています。
一方で、令和3年の調査では「自分自身にあると思う課題」として「方言を大切にしていない」と答えた方が6.8%いました。
以前に比べると、テレビやインターネットの普及により方言の違いは薄まっているようにも感じられますが、それでも残したい言葉は多々ありますよね。
「今まで全国共通だと思っていたものが実はローカルだった」という気づきは面白いものです。
そこで今回は、関西弁に焦点を当てて関西人が全国共通と思いがちな言葉を15個紹介します。
1. 関西弁1. どんつき
共通語でいう「突き当り」を、関西弁では「どんつき」と言うことがあります。
タクシーの運転手さんに道案内をするとき、「あのどんつきを右に曲がって…」のような場面で使います。
上京した時には「どんつき」が伝わらず、タクシーの運転手さんに聞き返されて方言だと気付いた関西人もいるそうですよ。